特許申請ノウハウ

Know-how

音商標「お風呂が沸きました」

先日開催された、子供のピアノ発表会での出来事です。
その中で、「人形の夢と目覚め」という曲を披露されているお子様がいました。
ゆったりとした曲調から始まりましたが、途中で、何やら聞き覚えのある旋律が・・・

そうです。ノーリツ給湯器の「お風呂が沸きました」の音楽だったのです。
「お風呂が沸きました」の音楽の前後がこのようなメロディーだったとは初めて知り、興味をそそられたと同時に、曲が進んでいくにつれ、「またあのメロディに戻らないかな・・・」と、給湯器メロディを待っている自分もいました(笑)

実は、この給湯器のメロディ、クラシック音楽を含む音声で初めて商標登録された音商標でもあるのです。クラシック音楽を含む音声は登録が難しいのですが、一聴しただけで、「これは(あの会社の)給湯器の音!」と容易に認識できるような音楽であるということが特許庁にて認められ、商標登録がされたというわけですね。

立体商標や音商標など、商標の世界にも色々な種類があります。
これから時代が進むにつれ、さらに違った商標が生まれるかもしれませんね。