カラオケ

カラオケ装置は、誰が発明したものかをご存じでしょうか？

バンドマンの井上大佑さんが1971年に販売した「エイトジューク」が最初といわれています
（実際には、それ以前に他の方もカラオケ装置を作成していると言われています）。

エイトジューク

「エイトジューク」は、どのようなものかというと、カセットデッキにアンプとコインボックスを付け
１００円を入れるとテープの伴奏に合わせて歌えるというものでした。

これは、知り合いから「社員旅行用に歌の伴奏だけを入れたテープを作って欲しい」と
頼まれたことだったといいます。

カラオケ装置の特許？

その後、カラオケは空前の大ブームとなりますが、井上さんは、「エイトジューク」について、
特許を取得していませんでした。そのため、数百億円～数千億円？の特許料（利益）を得ることはできませんでした。
しかし、ビジネスとしては、順調で、いまもなお世界で「KARAOKE」と親しまれています。

その後、アメリカの『タイム』誌の特集では「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」に選ばれ、
２００４年のイグ・ノーベル賞「平和賞」を受賞しました。

カラオケは、日本が世界に誇る発明といって良いのではないでしょうか？