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AIは、発明者となり得るか?

AI技術

昨今、AI技術の革新が急速に進んでいます。

画像認識にはじまり、物体検出、音声処理、自然言語処理等様々な分野で、

AI技術の応用がなされ、目覚ましい進歩を遂げています。

このままいくと、AIが人間の知能を超える日(シンギュラリティー)も近いという研究者もいます。

AI技術による発明

新薬の分野では、AI技術による新しい薬の配合比率、安定性、効果等が盛んに研究・開発されています。

人間の頭では、考える得る組み合わせには限界があります。

しかし、AI技術では、もの凄い数の組み合わせ候補を算出することが可能であり、

しかも格段に早く処理することができます。

AIは発明者となるか?

そこで、これらの新薬の発明者は、誰なのか?ということが問題となり得ます。

AI技術自身?、 AIを開発した人?、 AI技術を使っている人?

現状、発明者は、自然人でなければならないため、

AI技術自身は発明者になることはできないというのは、法律に基づいた大方の意見です。

今後の動向を注視していきたいと思います。