商標法・特許法等の改正により、
商標登録料(権利化のための手数料)が、
令和4年4月1日より
改訂される予定です。
他にも、特許料、
海外に特許出願する際の手数料等が
改訂されます。
発表している特許庁のページはこちらです。
産業財産権関係料金の見直しに対する意見募集について
(現在募集は終了しています。)
商標申請時に必要となる、
手数料の変更はありません。
なぜ値上げしたのでしょうか?
近年、日本での商標の申請数が増加し、
申請→審査の間の期間が長くなっています。
加えて、昨年より続くコロナ禍により、
業務のオンライン化が
特許庁でも進められています。
弊所でも、特許庁とのやり取りにて
電話よりメールの方が早いことがありました。
これらを受け、
情報システムの刷新、
審査の質やスピードの維持と向上
(向上してほしいです・・・)等を
目的とした改正のようです。
他にも、特に特許の方では
海外からの文献が急増し、
審査負担が増加しているようです。
※実は今回の法改正、
特許庁の手続のオンライン化に
ついても述べられていますが、
今回は割愛いたします。
今回の法改正により、
少しでも特許庁の業務が
迅速化、効率化してくれれば
よいなぁと思います。