先週末、東京競馬場で、
名馬「コントレイル」の引退レース
「ジャパンカップ」が開催されました。
簡単に説明しますと、
コントレイルは2019年2歳のデビューから
「三冠馬」として一躍有名になったものの、
ここ1年は勝利から遠ざかっていました。
そして迎えた、最後の引退レース。
勝って有終の美を飾れるのか!?
もちろん1番人気はコントレイル!!
大きな期待を一身に背負って走った
ラストラン!!
最後の直線・・・接戦の中、
抜け出してきたのはコントレイルでした!!
ゴールの直前、胸が熱くなり、
思わず涙があふれました。
「Contrail=飛行機雲」の名にふさわしい、
素晴らしいラストラン。
いや、ラストフライトでした。
そんなコントレイルですが、
とある「コントレイル」という商標に
拒絶理由が通知されていました。
拒絶の理由は、
・第4条第1項第7号(公序良俗違反)
・第4条第1項第10号(他人の周知商標)
・第4条第1項第15号(商品又は役務の出所の混同)
などなど・・・
すなわち
「コントレイルが有名なので登録できません!」
というものです。
商標は早いもの勝ちと言われますが、
たとえ商標登録や出願がされていなくとも
コントレイルのように有名な名前の場合は、
拒絶の理由になることもあります。
先願の調査も重要ですが、
市場においてどの程度著名であるかも、
出願前によく考える必要がありますね。
ちなみにコントレイル、
引退後は種牡馬生活に入ります。
父・ディープインパクトの後継として
ますますの活躍を期待しています。