冬になっても、外が寒くても、
暖かい部屋でアイスクリームを食べたくなることはありませんか。
私はよくあります。
この商品も好きなアイスの一つです(特許第4315607号)。
子供の頃、凍っているのにお餅が柔らかいのが
不思議でなりませんでした。
製造メーカは、昭和の時代に素晴らしい商品を開発しましたが、
当時はすぐに類似品が出てしまったことをから、
権利化を目指しました。
しかし、異議申立が多数申立られて、拒絶査定を受けました。
製造メーカは、負けずに4年をかけて審判で争った結果、
拒絶査定は覆され、平成元年に特許が認められたそうです。
その結果、類似品は市場からなくなっていったそうです。
その後も商品は、触感、味のバリエーション、サイズ等が改良されて、
新たに特許も取得され、長くヒットし続ける商品となりました。
しかしこの特許、2021年3月19日に満了しました。
上の写真は少し前のもので商品名の横に
特許番号が付されているのですが、
今販売しているものには特許番号がないようです。
一つのアイスにもたくさんの方の長年の努力と
数多くのドラマがあるようです。
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