商標を出願したはいいものの、
「早く商品を発売したいんだけど…」
「誰かに真似される前に取りたい…」
「出願すれば絶対に登録できるの…?」
などなど・・・
やきもきしますよね。
本日はそんな疑問にお答えします。
【Q:商標は絶対とれる?!】
A:残念ながら答えは、「NO」です!
商標が無事とれれば
「登録査定」が送られますが、
何らかの理由で登録できない場合には
「拒絶理由通知書」が送られます(涙)
拒絶理由には色々ありますが、
主な理由は4つです。
その1
「他人の商標と似てて
紛らわしいからダメ」
(第4条第1項第11号)
その2
「みんな使いたい(使ってる)言葉なので
あなただけに独占させられないからダメ」
(第3条第1項第3号など)
その3
「本当にそんなに多くのサービスに使うの?
使うなら証拠出さないとダメ」
(第3条第1項柱書)
その4
「願書の書き方に問題があるのでダメ」
(第6条第1項、項第6条第2項)
拒絶理由といっても、
手続補正書や意見書を提出することで
解消できるものも非常に多いです。
拒絶理由が通知されてもあきらめず、
適切に対応して登録を目指しましょう!
次回は、
【Q:商標は何ヶ月でとれる?】
についてお届けします。