特許申請ノウハウ

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しくじり(2)自分の力を信じすぎる(環境は意志より強い)

第23回は

「しくじり(2)

自分の力を信じすぎる(環境は意志より強い)」

についてお話させていただきます。


「しくじりシリーズ」の第2弾です。


弁理士を目指し始めてから数年間

なかなか勉強の時間を確保ができませんでした。

というのも、

残業が月100時間とかザラ

そんな時期がありました。

勉強したくても、家に帰ったらバタンキュー

疲れもあり、体力的に勉強する余裕もありません。


その時勤めてた会社にも

何度か相談していたものの

何年経っても状況が改善されない状況でした。

当時の私は

「なんて自分はできないんだ」

「自分の力で弁理士試験目指すと決めたにも関わらず

仕事を言い訳にして勉強をさぼって

何をやっているんだ」などと

自分で自分のことを責めてた時期もありました。

今思えば責めすぎたなと思います。

結果は、鳴かず飛ばず。

その後

弁理士試験受験の師匠に出会い

その人の近くの職場で働くようになってから

成績が上向きになり、最終的に合格しました。



自分の意思のみでなく

「環境を変えてみる」ことで

十分に合格できると

これは後になってわかった次第です。

中国のことわざで

孟母三遷(もうぼさんせん)

という言葉があります。

(久しぶりに私の大好きな難しい言葉シリーズ)


中国の思想家 孟子の母親が

なかなか息子が勉強しなくて困っていた時、

最初にお墓の近くに引っ越したときには、

お葬式の真似事ばかり。

最終的に学校の近くに引っ越したら

孟子が熱心に勉強するようになった

というエピソードがあります。

3回環境を変えてみて

やっと勉強がうまくいくようになった。

私の弁理士への道も

環境を変えることで好転しました。

勉強時間が確保できない壁がある方

特に優しいいい人に

よくありがちかもしれませんけれども

今の環境がもし勉強に向いてないのであれば

そこから離れることも

立派な受験対策の一つだと思います。

弁理士受験生は、

ほとんどの方が社会人ですね。

あるいはご家族がいらっしゃる

お父さんお母さんで

自分ためだけに時間を使えるわけではない

という方もいらっしゃいます。

そういう方は、

ご家族の協力を仰ぐことも

立派な受験対策になると思います。

合格した知人は

「子供も喜んでくれた」

「背中を見せることによって

子供も勉強するようになった」とか

そんなエピソードを聞きます。

私も最終的に合格した際に

勤めていた会社は

その場所で働いたおかげで

道が開けたというのがありましたので

本当に今でも感謝しています。

勉強が滞っていらっしゃる方

是非、環境を一旦俯瞰してみて下さい。

そして、向いてないなと思ったら

環境を変えるところから

やってみてはいかがでしょうか。

では、最後に歌う商標シリーズ

♪「焼肉なべしま、いいお店」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2019-091245/40/ja



鹿児島県鹿児島市の

なべしまホールディングス株式会社さんです。

九州、沖縄を中心に焼肉屋さんを展開していて

非常に大きい会社さんです。

このポッドキャストを九州で聞いていらっしゃる方は

ご存知かもしれません。

Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%86%E5%95%86%E6%A8%99%E5%BC%81%E7%90%86%E5%A3%AB/id1751209371
Spotify https://open.spotify.com/show/0chaNW5BwqcprbIJuwhqsj
Amazonミュージック https://music.amazon.co.jp/podcasts/5a44a45e-92b9-4416-a4ea-11315989ce2e