特許申請ノウハウ

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しくじり(4)試験本番での、注意力と事前準備の大切さ

第26回は

「しくじり(4)

試験本番での、注意力と事前準備の大切さ」

についてお話させていただきます。

「しくじりシリーズ」の第4弾です。

弁理士試験は、1年の間に何度か試験を受け、

全てを突破して初めて合格という形式です。



そのうち一次試験はマークシートなのですが、

受験などでよくある、選択肢の中から

合っているもの、間違っているものを選ぶ

という形式ではなく、

5つある選択肢の中から

合っているもの、間違っているものの個数

を選ぶという形式です。

選択肢のうち1つでも正否を間違えると、

その問題は丸々失ってしまいます。

私は学生時代、

とにかく早く試験を解き終わりたいという

気持ちが強く、ケアレスミスを連発して

いました。

しかし、この一次試験の形式では

一問一問にじっくりと向き合う必要があり、

試験への心構えから変える必要がありました。



さらに、この試験は全部で60問あり、

試験時間は3時間半です。



ただでさえ注意力が低いのに、

3時間半も集中できないよと思って

いたのですが、ある日、3時間半を30分

ごとに一区切りと考えれば良いことに

気が付きました。



例えば、30分で10問と決めて、

終わったら一呼吸。

そして90分の区切りのところで

お手洗いに立ち、インターバルに

していました。



こうしてこまめに時間を区切ることで、

注意力の低さをカバーすることができました。



さらに、一次試験は苦手意識の強い試験

でしたので、もう一つの対策として

事前準備を入念に行いました。



本番に弱く、試験日当日は

試験のことだけを考えていたかったため、

入念な下見を行いました。

駅から会場までの経路だけでなく、

当日何時の電車に乗るのか、

駅の出口の近くにコンビニがあるのか、

12時半からの試験の前に軽く食べる

おにぎりやパンの種類は何がいいか、

当日に何も悩みたくないため、

買う軽食の種類まで決めました。

また、試験会場内のどこにベンチがあるか、

どこで最終準備をしようか、など。



そうして決めた場所で最終チェックした

ところから1問出題されて、

1点ゲットすることができました。



当日は、試験に集中できるよう、

荷物も脳もなるべく軽くして臨みました。



このように、試験勉強以外でも

試験当日のためにできることがあります。



では、最後に歌う商標シリーズ

♪「おくすり飲めたね」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2015-042207/40/ja



風邪をひきやすい時期ですので、

お薬を飲むのが苦手なお子さん向けの

オブラートです。

意外にも、粉薬で有名な龍角散の会社が

販売しています。



音商標の制度が始まったのは2015年4月1日

ですが、この「おくすり飲めたね」が申請

されたのは2015年4月30日ですので、

かなり初期の登録例です。



Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%86%E5%95%86%E6%A8%99%E5%BC%81%E7%90%86%E5%A3%AB/id1751209371
Spotify https://open.spotify.com/show/0chaNW5BwqcprbIJuwhqsj
Amazonミュージック https://music.amazon.co.jp/podcasts/5a44a45e-92b9-4416-a4ea-11315989ce2e