第26回は
「しくじり(5)
余計なことを書く
(論文試験は、知識の披露ではなく、
あくまで合格するため)」
についてお話させていただきます。
「しくじりシリーズ」の第5弾です。
前回は一次試験についてお話ししました
ので、今回は二次試験の論文について
お話します。
一次試験の合格者は、一次試験から
約1か月後の6~7月に二次試験を受ける
ことができます。
二次試験は横罫線の入った白紙のA3の紙の
裏表に、大問1つの回答を書き込みます。
特許と実用新案は2問で120分、
意匠と商標は1問で90分をそれぞれ2回。
朝から17時まで続けて行う、長丁場の試験です。
しかし、それでも受けてみると
試験時間が足りません。
さらに、一次試験とは形式も異なり、
両方の試験対策を行う必要があります。
今回のテーマは「余計なことを書く」
ということですが、
勉強が進んで一次試験を突破した段階の
方にありがちなのが、
「こんなこと知ってるんだぜ」と
ひたすら書きまくることです。
気持ちはとても分かりますが、
知識の披露では試験監との
コミュニケーションが取れません。
あくまでも合格するために、
知っていることは知っていることとして
置いておいて、問題で聞かれていることを
把握し、必要最低限のことだけを
記述しましょう。
解答には文字制限がなく、用紙の8割を
埋めるというような必要もありません。
裏が空白だったとしても、
合格の可能性はあります。
字が汚くて人に見せるのがストレス…
という方もいると思いますが、
履歴書のように、読みやすいように
ゆっくり丁寧に書けば問題ありません。
しかし、米粒のような読みづらい文字は
あまり印象が良くないです。
また、二次試験は長丁場で初夏の時期
なので、ペットボトルのお茶を
床において飲むことができます。
事前に用意しておきましょう。
私が二次試験を受けたときは、
偶然にも会場が母校でした。
試験前には下見に行ったのですが、
会場が自分の学部の校舎じゃなかったり、
建物が建て替わったりしていて、
知っている会場でも下見に行ってよかったです。
久しぶりの母校だと、ちょっと切なくなりました。
その年に、「この論文試験は」合格することが
できました。
この話は次回のしくじり話に繋がります。
では、最後にうたう商標シリーズ
♪「やきとりならホテイ、やきやき」
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2018-130285/40/ja
こちらは、私の出身地である静岡県静岡市の、
株式会社ホテイフーズコーポレーションさん
の、焼き鳥缶のCMソングです。
「やきとりならホテイ」という
リズミカルなメロディーに続いて、
「やきやき」という男性の声が入ります。
次回もローカルCMを紹介しますので、
お楽しみに。
Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%86%E5%95%86%E6%A8%99%E5%BC%81%E7%90%86%E5%A3%AB/id1751209371
Spotify https://open.spotify.com/show/0chaNW5BwqcprbIJuwhqsj
Amazonミュージック https://music.amazon.co.jp/podcasts/5a44a45e-92b9-4416-a4ea-11315989ce2e