特許申請ノウハウ
Know-how

グローバル商標は存在するのでしょうか

第95回のテーマは
「グローバル商標は存在するのでしょうか」
です。
今回から、数回にわたって国際商標について紹介いたします。
自社ブランドを海外展開するために、
外国で商標を取得する場合どうしたらよいでしょうか。
日本の商標を取得する場合には、
日本の弁理士和田の代理人名で出願できますが、
国際出願、例えばアメリカに出願したいと思っても、
私の代理人名では出願できません。
各国の、この場合アメリカの弁理士と連携して
出願する必要があります。
そしてタイトルの問の答えですが、結論を先に言うと、
「グローバル商標」というものは存在しません。
「全世界どこでも通用する商標」というものもありません。
実際には各国の特許庁が審査・管理しているので、
各国に個別に商標出願する必要があります。
では国際商標とは何か?
複数の国でブランド展開していきたい場合には、
それぞれ各国のルールに合わせて国の数だけ
異なる出願作業をしなくてはならないのか?
各国の代理人を探さないといけないのか。
そんな面倒なことはありません。ご安心ください。
マドリッド協定議定書という、
商標の国際条約があります。日本も加盟しています。
この条約に入っている国では、条約のルールに
即した国際出願で、複数の国に一度の出願を
すれば済むという便利な制度があります。
さらに各国個別に出願するより少し安くなる
メリットもあります。
ただし、注意していただきたいのは、
出願はひとまとめでできますが、
登録されるかどうかは国ごとの判断になるので、
各国で異なる結果ということは十分にあります。
この条約ルールをするときの窓口は、
日本の場合は日本の特許庁でできます。
逆に外国の企業が日本や複数国へ出願したい場合には、
その外国の特許庁からも出願できます。

では、今日の音商標いきましょうか。
【テン、テ・テ・テ・テン】♪~
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2015-029981/40/ja
入ってる?の、
インテル・コーポレーションの音商標です。
日本の音商標が始まった2015年4月1日
に出願されています。
今後もご質問、ご意見などお便りもお待ちしております。
ひょっとすると100回記念で紹介するかもしれません。
他にも私たちの事務所のお問い合わせフォームが
ございますので、商標や特許について
具体的なお問い合わせ等がありましたら、
お送りください。
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