近年、DVDよりも大きな容量を
持つ、ブルーレイディスクの普及が
進んでいます。
ブルーレイディスクは、その名の
通り、波長405nmの青色の光
でデータを読み取ります。
DVDの読み取りに使用する波長
650nmの赤色の光に比べて波
長が短いため、データを記録する
トラックピッチの幅を狭くするこ
とができ、DVDよりもたくさん
のデータを記録することができるの
です。
ところで、ブルーレイディスクの
表記が「Blue-ray Disk」ではなく
「Blu-ray Disk」なのをご存じで
すか？
青色の光を使用して読み取りを行
うディスクであれば、直訳は
「Blue-ray Disk」になります。
おそらく、開発者の方々もそのよ
うな意図で名付けたのでしょう。
しかし、「Blue-ray Disk」にし
てしまうと、商標登録を行う際に、
「青色の光で読み取るディスク」
を表す一般名称であるとして、
拒絶されてしまいます。
そのため、発音はそのままに、
Blueからeを抜いて、一般名称とし
て判断されない「Blu-ray Disk」
という名前になっているのです。
身近なものでも、意外と面白い
名付け方がされているものですね。
